2006年10月18日

誰のための認定NPO?

「税優遇だけど審査厳格 負担重く
国のお墨付きNPOソッポ!?」

日本経済新聞10月17日(火)夕刊19面にこんなタイトルの記事を見つけました。
写真付き5段抜き記事で大きな扱い。
寄付者による税制面での優遇が認められる「認定NPO」は現在48件。
2万8000団体中の48件という数字にはいまさら驚いたりしませんが、申請事態が5年間で100件しかないのは初めて知りました。

それというのも、認定基準が高く、審査が厳格で、審査条件を満たしていても制度や手続きが煩雑で手間がかかりすぎるから。
ユニセフやフォスター・プラン協会のように資金力のあるところはともかく、申請のためだけにプロを雇ってチームを組むなんて日本のNPOでは無理ですよね……。
かえって思いがけない消費税(電話募金は情報の購入なんですって)や法人税(寄付切手を収益とみなすとか)を支払うはめになったりすることもあるそうで。
膨大な書類を調えて国税局と時間をかけてやりとりするなんて、企業じゃないんだから無茶言うなと言いたくなります。
それとも審査のためだけに監査法人や税理士を雇うお金を出せと?

そこまでして申請しても、審査が通る可能性は低いし、認定期間はたったの2年間。
また2年後には再申請しなくてはなりません。
認定NPOの話がICANで立ち消えになったのも無理ありません。
今だってスタッフはオーバーワークなのに。
一度は認定NPOになっても、「申請の手間がかかりすぎて本来の活動を阻害する」ことを理由に再申請しないところもあるくらいです。
ほんとお役所って……!
暴力団などがNPOが違法な資金集めをしないようにということで厳しいらしいですが、カネと人脈のないNPOなんか信用しないよ、って言われているみたいで嫌ですね〜。
posted by あずき at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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